序章1: ふとこんな事を思うことはないだろうか?

ふとこんな事を思ったことはないか?

「こんな日に死ねたら気持ち穏やかに死ねるのに。」

天気はどこまでも穏やかで

寒くなく、暑くもなく

特別に心地が良いと言うわけではないが、心地悪いというわけでもない。

日差しは強すぎず、かといって弱くもない

風は無風か、限りなく穏やかに吹いている。

気圧もよい。

心の状態はまさに無

静かで波ひとつない「湖」のよう

そんな条件が奇跡的にすべて揃うと

あぁ、今死ねば穏やかに後悔なく死ねるのに。

と思うのだ。

君にはそんな体験をしたことがあるかな?

それとも私の精神がイカれているせいかな?笑

死を選べたら

どんなにいいことか

「今」って思うタイミングに

「それでは私はそろそろ失礼します」とでも挨拶して

扉をバタンと閉めるように

自分で自分の人生から退場させてもらえないのは

私には「呪い」のように感じてならない。

いったい「誰」からの呪いかって??

そんなの人間を、いや私か、、私を恨んでいる者に決まっている。

だって死ねずに苦しんでいるのは

きっと私だけだから。

「死」というものを

前向きに遂行することが許されない世界

親からもらった命を粗末に扱うな?

ダラダラとなにをするわけでもなく生き続けて、世の中の問題を解決に導いたわけでもない、多くの人を救ったわけでもない、君に言われたくないな。

死んだら大切な人と二度と会えなくなる?

死んだら全てが終わる?

そんなの

生きててもあることではないか

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